前編からの続き
痒みとの戦い

ステロイドの使用をやめて
最初に襲ったのが「痒み」
娘を激しい痒みが襲います
特に、
学校から帰宅したとき
お風呂に行った後
寝る前
寝た後
に激しい痒みが襲ってきました
首が回らない状態に

娘の身体はだんだんと症状がひどくなってきました
特にひどかったのが
首・アゴ
色々なことを学んだ今なら
何故、首とアゴに症状が1番出たのかがよくわかります
ですが、当時はクレイを学び始めたばかり
今のように、
• 身体の構造
• 肌の構造
• クレイと肌と身体の関係
• 経絡
• 望診法を学ぶ前だったので、
理由もわからない状態でした
首は、
膿が出たり
傷があって
風が当たるのも痛い
首の皮膚が突っ張って
首を回すことができない
(皮膚が切れてしまう)
そんな状態で
娘は1日中ネックウォーマーをしている状態でした
学校の授業中も先生の許可をいただき
ネックウォーマーをしたまま受けていました
手の甲がひっかき傷だらけに

手の甲は動かす事も多く
経絡も通っていたりして
とても痒みや症状が出やすい場所の1つと言えます
また、引っ掻きやすい場所でもあるため
娘も手の甲を良く引っ掻いていました
娘の涙ながらの訴え

脱ステロイドは娘の身体だけでなく心も壊し始めました
• 首は突っ張って回らない
• 膿だらけの首
• 荒れる顔
• 周りの目(幸いなことに、学校のお友達に何か言われることはありませんでした)
• お風呂上りの激しい痒み
• 寝ている間に引っ掻く傷だらけの身体そんな毎日に、娘は泣いていました
そしてとうとう「薬を塗りたい」と言いました
何度か説得しましたが
娘の辛そうな姿を見て、限界を感じた私は
以前通っていたお医者さんへ行きました
そこで、お医者さんに
• ステロイドをやめたい事
• 色素沈着が気になる事
• 皮膚が薄くなっている気がすることを伝えました
ですが、お医者さんからは
「まずはステロイドで肌をキレイにしてから」
「色素沈着や皮膚が薄くなるという臨床結果は出ていない」
という言葉を受け
私は、ステロイドを使わない病院を探し始めました
自費診療への通院

娘の訴えから、ステロイドを使わない病院を探しました
そして、都内にあるとある病院へ通うことにしました
そこは、ステロイドの使用をしないで
アトピーを治すことをうたっていました
そして、通い始めた娘は
お医者様から「ステロイドを使わなくてもアトピーは治る」と言われました
ステロイドを使わないでもアトピーは克服でいることを
お医者さんから言われ、安心したようでした
自費診療に通い始めた娘ですが
自費診療は1回7,560円程かかります
最初は最低でも10回通ってくださいと言われました
それでもダメな場合はさらに10回
最初の10回は娘の為と思い通うことにしましたが
追加で10回と言われたときには、金銭的にも厳しくなってしまい
断念することにしました
ですが、娘は「薬が無くてもアトピーは良くなる」という
先生の言葉によって薬を使わないことへの安心を得たようでした
自費診療をやめた娘は
またクレイでのアトピー改善へと戻る事になるのです
ひたすら毎日クレイを取り入れる生活


クレイを学んだ私は
そのクレイの作用や構造の特殊性と
アトピーのメカニズムを考え
アトピー改善にとても有用だと考えました
そのため、娘には毎日クレイを取り入れました
クレイを取り入れ、一度自費診療へ通うことになりましたが
その後、再度クレイ生活が始まりました
人の肌の再生は28日間
身体の再生は1か月以上はかかります
娘の状態から見て、
最低でも3カ月は毎日使い続ける必要性を感じました
そして、
• クレイ内臓パック
• クレイの足湯
• クレイバスをメインにクレイを取り入れ
他にも色々な使い方でクレイを取り入れました
その時食べたものやその時の生活で
症状が良くなったり
悪くなったりを繰り返しながら
3カ月が経つ頃には少し変化を感じられ
6カ月が経つ頃には明らかな症状の軽減を感じ
1年が経つことには、痒みから完全に解放され始めました
それまで、痒みは少しづつ減ってはいましたが
1年が経つ頃には、
夜には爆睡する出来るように迄なってきていました

泣き続けた日々から笑顔を取り戻した娘
<前編へ戻る
<私の脱ステを読む
こちらのコラムもオススメ
・クレイで本当に薬を使わなくても肌はキレイになるのか
・実はコスパ最高の自然療法なのだ!クレイセラピーは使い方次第
・肌構造を知ればアトピー改善が近づく。脱ステには屈しない!